2017/07/19/18:16

最近いろんなところで、人手不足の話を聞きます。

中小企業の抱える究極の問題でしょう。問題点を考えてみます。

• 週休二日制が導入できていない

• 女性が産休・育休を取得しにくい

• 教育制度が整っていない

• 新卒者が大企業ばかり目指して中小企業には集まらない

特に人手不足が叫ばれている5つの業界は

• 介護・看護　７２．２％
• 運送業　　　６０．９％
• 建設業　　　６０．７％
• 情報系　　　５６．７％
• 販売・飲食　４７．２％

まず、同じ作業量を少ない人数でこなさなくてはならないため、必然的に1人当たりの作業量が増えてしまいます。

毎日遅くまで残業をして、ときには休日出勤もあるでしょう。次第に寝ても疲れが取れなくなっていきます。

過労ともいえる状態が長く続くと、みんなイライラしてきます。

みんな仕事で疲れてしまった結果、先に力尽きた人から辞めていきます。すると、その分の仕事を他の人が担当するため、

より過労が進んでしまうのです。こうなれば、悪循環。次に疲れた人が辞め、また次の人が辞める事態が続きます。

最後には誰もいなくなった。なんてことになるかもしれません。

人手不足が叫ばれる中、他人ごとで済ませることなくどう行動するかが重要です。求人数が増えれば条件も良くなり、

未経験からでも転職できる可能性が高まるでしょう。まずは、自分のスキルや知識が活かせるかどうかを確認してみましょう。

きついとされる業界でも、自分に合った企業との出会いがあるかもしれませんよ。

熊本事務所　　太田でした。